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岐阜市から特殊清掃・遺品整理②消毒・消臭編

特殊清掃時の防護服について

特殊清掃をネット検索をするとよく防護服を着た姿の作業員の画像を目にします 見た目は同じような感じですが、会社毎にこだわりがあるかと思います たとえば
  • 上下が分かれた防護服
  • ツナギタイプの防護服
  • 何度も洗って使える防護服
  • 1回1回使い捨ての防護服
などなど マスクやメガネ、手袋もそうです
  • マスクとメガネが分かれているタイプ
  • マスクとメガネが一体型の頑丈な物
  • 草刈りでも使用できるタイプの簡易メガネ
  • スキューバーで使用するようなゴーグル型のメガネ
  • 50枚1箱の使い捨てマスク
  • 防毒、防塵、防菌専用のフィルター交換型のマスク
  • 軍手
  • 作業用手袋
  • 食器洗いに使用するゴム手袋
  • 使い捨て手袋(ニトリルなど)
このよにうに種類がたくさんありますが、幸が使用している物は
  • 上下が分かれた使い捨て防護服
  • ゴーグルタイプの保護メガネ
  • 防毒、防菌専用のフィルター交換タイプのマスク
  • 家庭用ゴム手袋にニトリル手袋を2重着用
  • ゴム長靴
となっています
ちなみに、マスクはこういう物を使用しています 全面のフィルター部分は毎回現場が変わる度に交換し、その他の部品は消毒して繰り返し使用しています 嘘かと思われるかもしれませんが、このマスクだけでこの世の臭いが全て消え去るくらいの有能なマスクです

このマスクにゴーグル型の保護メガネを付けて防護服一式を着用して汚染部屋に臨みます

このマスク、お値段はまぁまぁしますが、これ以外にいくつかのマスクを使用した結果、このマスクが一番私には合っていました

特殊清掃時の防護服について

特殊清掃時に使用する防護服全体の中で、使い捨ては防護服とマスクのフィルター、ニトリル手袋となります
他者様ではヤッケのような物を着て、洗い替えをして使用していますが、菌によっては、洗濯洗剤だけでは殺菌、除菌できない事があります
また、お部屋の殺菌、除菌に使用する薬剤をヤッケに噴霧すると強力な薬剤のため、何度か使っているうちに早く痛んでくることがあるため、毎回確実に清潔な作業着で仕事ができるように幸はコストがかかっても使い捨ての防護服を使用しています

使い捨て以外の物は使用後にその都度消毒をして、しっかりと次に備えておくようにしています

幸は現場に必ず30cm角ほどの消毒場所を作って、必ず全ての物を消毒してから車に積み込むようにしています

汚染物、部屋の消毒

今回の場合、床に布団を敷いて生活をしていた方でした
その布団の上で孤独死をされた方だったので、布団上以外の所に血液や体液の付着は見られなかったため、布団を重点的に消毒し、同時に室内の物を全て処分するということでそちらも消毒をしていきます

消毒をした後、すぐにブルーシートとストレッチフィルムを使用して汚染物を包み、臭いが外に出ないようにします

完全に汚染物を防護したら、すぐに外へ出し、近隣の方々から見えないような場所へ避難させます(この時に依頼していた運搬業者が到着していればすぐに持って行ってもらいます)
汚染箇所がないかを確認した後、すぐに布団を敷いていた箇所を重点的に再度消毒をしていきます

幸で使用している消毒剤や消臭剤は、自社開発品で、市販品ではないので手に入りません
できあがりまでに数十人の方のお力を借りて、1年かかってできあがりました
手前味噌ではありますが、、これ以上の物はお目にかかったことがありません


薬品を作って下さった協力企業からは、薬品の内容を漏らした場合、損害賠償と製品提供の停止の製薬締結をしていますので一切お教えすることができません

部屋の一次脱臭、一次消臭

汚染した物の搬出が終わり、汚染した箇所の消毒が終わったところで、一次脱臭を施します
特殊な機器を使用してのオゾン脱臭
機器だけでも数十万はする物でいつも慎重に扱ってます(私の月給数ヶ月分・・・)

一次脱臭が終えたらマスクを取って臭いの確認をします(この時点ではまだお客さまには部屋には入って頂きません)

大凡の臭いが脱臭できたら一次消臭を行います
部屋全体に消臭剤を消毒剤と同じ機器を使用して噴霧し消臭していきます(噴霧器も10万円以上します・・・)

ここで脱臭、消臭のプラン立て

同業者の中には、脱臭、消臭を1回しか行わない業者もあります
特殊清掃現場での仕事上、強い臭気をかぎ続けていると、鼻が慣れてしまうこともあったり、どうせ、リフォームするからと適当に済ませてしまう業者もありますのでお気を付け下さい

幸は1次脱臭、消臭時点でこの後の脱臭時間や消臭時間を決めます

脱臭消臭がしっかりとできれば床を剥がさなくても済む場合もあります
当然、脱臭や消臭作業が増えれば費用もかさんでしまいますが、事前に必ずお客さまにこれくらいの費用がかかるとお伝えするようにして、その後の脱臭作業を行っていきます
これまでで一番長い脱臭時間は、お亡くなりになってから12日間経過した方で、脱臭時間3日間でした
しかし、それでも体液が床下まで浸透してしまっていたため、消毒、殺菌後に柱のコーティングで臭いを押さえ込むという方法をとったことがあります
今回の場合は、そこまでではなかったため、5時間の脱臭となり、その後消臭作業を行いました

次の記事では室内品の撤去について書いていきます

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