岐阜県関市の方から犬山成田山への参拝のため、付き添い介護の依頼を受けました

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犬山 成田山へ参拝に行きたい

50代の女性からのご依頼です
【不定期ながらも毎年、お母様と一緒に行っている犬山にある成田山への参拝に付き添ってほしい】
というご依頼でした

今年に入って車いす生活を余儀なくされたお母様ですが、車いす生活になってもなお、成田山へ参拝に行きたいという気持ちは薄れず、どうにかして娘さんと一緒に行く方法を考えていたそうです

これが介護保険では出来ないサービス

担当のケアマネージャーさん、新聞、広告、雑誌、インターネットとあらゆる人や物を見て幸を見つけ出してくれました

最初の電話、とてもよく覚えています
ご家族様「高齢者の散歩の付き添いなんて頼めるでしょうか?」
幸「はい、大丈夫ですよ、介助の必要な方のことと行き先を教えて頂けますか?」
ご家族様「車いすの女性で、母なんです。行き先は市内の自宅から犬山の成田山へ・・・」

と、あらかたの情報を聞いてから、ご本人様とお会いすることとなりました

幸では、介助が必要な方の場合、事前にお会いさせて頂き、必要な介助ができるか、介助の際に何か必要な物があるかなどを確認させて頂きます

多少の認知症症状はあるものの、発語も、私のしゃべる声もしっかり聞こえていました
ご家族様にお手伝いできることをお伝えし、日時を決め、契約です

当日は参拝日和

誰の日頃の行いがいいのか・・・
成田山へ行く当日はとても澄んだ空でした
空気もそんなに寒くなく、散歩日和になりました

私のお手伝いできないことの中で、お母様やご家族様を自車に乗せることができません
今回はご家族様と相談の結果、ご家族様の車で行くことになりました
事前にお車を見せて頂いていたので、当日用意した踏み台も大活躍
介助を経て、車に乗って、車いすと折りたたみ式のスロープを後ろのトランクに収納して、いざ出発です

歌が大好き

車の中ではいつも娘様が、お母様の好きな歌をかけているそうで、今回も賑やかな歌がかかっていました
成田山近くにくるまで、笑顔でずっと歌いっぱなしでした

成田山到着

成田山に到着しました
車いすとスロープをトランクから降ろし、車いすにはお母様に座っていただきます
そこは前職で毎日のように行っていた移乗介助
ボディメカニクスを念頭に置きながら、尚且つ、お母様が楽に移れるように介助をします

小柄な方だったので難なく移乗し、いつも通っているルートをご家族様に確認します

そしてスロープは先に社務所前に置かせていただきました

このスロープと同タイプです

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外出介助・付き添いはいつもお客様主体である

犬山成田山は本堂の裏手まで車をつけることができるのでとても快適です

車を降りてまずは常香炉を目指します

「常香炉(じょうこうろ)」とは、本堂の前あたりにある、煙がモクモクと出ている大きな香炉です
身体を清める意味と「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」や「頭部に煙をかけると頭が良くなる」という言い伝えがあるそうです

常香炉でのお清めも終わり、本堂へ参拝です
聞くといつも92円を賽銭として納めているそうです
5円玉1枚と、87円

この意味を尋ねると、「自分勝手な考えだけど、ご縁(5円)が離(87)れないように」だそうです
なるほど~~~、ちゃんと意味あっての92円なんですね~
お願い事は聞きませんでした
以前、祖母から「人が何をお願いしたかは聞くもんじゃない、神様との内緒話だからね、神様以外の人に言うと神様が「こいつは口が軽い」と言って聞いてもらえなくなるよ」と言われて、それはずっと守ってます

普段を壊さない

いつも常香炉→参拝→社務所(お守り返納とお守り購入)→お茶→帰路という順番
幸のサービス利用中に怪我をさせてしまうような無茶はいけません
実は事前に、成田山へ行き、介助の難しい場所がないか確認していました
社務所に寄ることもわかっていたので、階段を見て、スロープが必要だろうと持って行きました
社務所の責任者の方にもスロープを使わせてもらうこと、社務所の中にいる時は社務所の外にたたんだスロープを置かせてもらうことを許可もらっていました

車いすの方の階段での介助は出来ないことはありませんが、危険が伴います
安全に安心して介助をしましょう

ある程度からは無理が生じることがありますが、安全に出来るのであれば、出来ることはやりたいのです
もちろんそこにはお客様本人、ご家族様、今回であれば、他の参拝者様の目に触れても危なっかしくない、安心してみていられる介助技術が必要になります
そこには多少の力も必要になることがありますが、力技は最後の最後です
安全に介助をするために道具も上手に使いましょう

社務所の友達

スロープを使い、階段を上がって社務所に着きました
まずはお守りを返納するということで、立位を保つために介助をし、ご自身で返納用の箱にそっと入れられました
私が入れても良かったのですが、いつもご自身で入れていたことと、ご自身で返納されようと意思があったので今回はこのように介助をしてご自身で返納して頂きました

すると、後ろから「○○さん!!」とお客様を呼ぶ声がしました
振り返ると、社務所のお守り売り場の中から女性が声を掛けていました

話しを聞くと、毎回参拝して社務所に寄ってお守りを入れ替えられていたので、そのうちに顔見知りになったそうです
社務所の中の女性は、車いすで来られたので気づかなかったそうですが、その姿をみて最初は「最近見なかったから・・・車いすに乗るようになっちゃったのね~、でも、それでも来てもらえたから良かったわ、お孫さん?」とちょっと複雑な感じでしたが、とりあえず私は孫と間違えられました

私の身分をご家族様が明かして下さいました
すると、「そういうことをしてくれる人がいるのね~、来たくてもこれない人、結構知ってるから声かけてもいい?」と

「どうぞどうぞ、もし、必要があればいつでも連絡下さい」と名刺を5枚ほど渡し、10分くらい4人で談笑

お客様が「縁結びのお守りでも買ってこうかしら」と言われ、周囲大爆笑w

トイレ介助もお手のもの

話しも終わり、社務所を出て、次は階段降りです
これもスロープを使って降ります

お客様とご家族様が本堂前の高い場所から景色を眺めている間に、社務所にお礼を言ってスロープを片付けます

3人で車に戻り、乗車

少し成田山を下った成田山の敷地内でトイレとお茶タイム
トイレ介助はとても気を遣います
特に異性介助となれば、羞恥心を感じさせないように、また、安全に努めます
30分ほどお茶菓子を食べながらまったりして帰路につきます

帰宅後の様子観察も大切

出発から帰宅まで4時間半強で、¥15,000

帰宅後はバイタルチェックをし、ちょっと遅めのお昼ご飯
ごちそうになっちゃいましたw
この時、帰宅してから、ご飯を食べながら、お客様の様子観察です
ちょっと遠目の外出だったので、過度に疲れていないか、水分は不足してないかなどチェックする点はいくつもあります
今回は特に異常なくご家族様からも「いつもどおりよ」とお言葉をいただきました

お客様の声でも書いていただけましたが、今度は夫婦岩に行きたいそうです
雪が降る前に行こうかな~なんて話されていました♪

いや~~楽しかった~

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